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家づくりと暮らしにアイデアを

2018.04.22

二世帯の暮らし、理想のカタチは?

二世帯で暮らすことには様々なメリットがあり、今も根強いニーズがあります。特に社会の高齢化が進み、親の介護などの必要性から、子どもが二世帯の暮らしを選択するケースも増えています。ただし二世帯と一口に言っても、そのタイプは多種多様。ここではどのタイプの二世帯暮らしが理想なのか、アンケートをとってみました。

あなたならどのタイプ?二世帯の暮らし方から見る理想と現実
【質問】
“二世帯”の暮らし、理想のカタチは?

【回答数】
「サザエさん」の家のような完全同居型:6
一軒の家でも完全分離型の二世帯住宅:26
共有スペースのある半独立型の二世帯住宅:22
気軽に行き来できる距離の近居:44
その他:2

プライバシーやストレスを考慮した現実的なタイプ

まずアンケートで最も多かったのが、気軽に行き来できる距離の近居で、二世帯暮らしを希望するタイプでした。
・二世帯とはいえ、互いのプライバシーは保護したいです。近場で行き来できる距離だと、用事がある時はすぐに訪れることができるのでとても理想です。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・現在、その方法で家族と祖母が暮らしているからです。常に一緒に過ごすことはどちらにとってもストレスとなるため、互いに自由な生活を送りながらもいざとなった時は頼ることができます。(20代/女性/無職)
・自分の親といえども、もうそれぞれ生活スタイルも別々だし、いまさら同居する自信がない。旦那の親ならなおさら。ただ、やはり心配ではあるので、近居が理想です。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・同じ住宅だと息がしづらいし、ゆっくりできない。
私は絶対義理母、父とは一緒なんて嫌だから。(30代/女性/専業主婦(主夫))
回答理由の中で目立ったのが、同居することのストレスやプライバシー、さらに生活スタイルの確保という点でした。確かに同じ親族とはいえ、世代や性別、実親か義理親かによって、生活スタイルや価値観の違いは大きいもの。不要なストレスを回避するためにも、まずは自分や家族の生活スタイルを重視しながら、近い距離で世帯間の交流を図りたいという思いが、この回答では見てとれます。

プライベートを守りつつ、二世帯暮らしを受け入れる選択

アンケートでは2番目から多かった順に、一軒家でも完全分離型の二世帯住宅、半独立型の二世帯住宅、そして完全同居型という結果になりました。
・二世帯であっても、プライベートはキチンと守りたいので、分離型が良いです。(40代/女性/パート・アルバイト)
・二世帯とはいえ、それぞれの家族にそれぞれのルールがあると思うから。(20代/女性/専業主婦(主夫))
・二世帯にするなら完全分離型だと二世帯の意味がない気がするので、共有スペースは欲しい。(30代/女性/パート・アルバイト)
・家族なので、みんなで協力し合える家庭を作りたいので、分離型ではなく完全同居型が理想だと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)
二世帯暮らしで意外に難しいのが世帯間の距離感覚。親族であるがゆえに距離感覚が近くなりすぎて、ストレスの原因になりがちなのも事実です。そのため、家族のルールやプライベートを重視したい立場では、完全分離型を好むようです。またプライベートを重視しつつ、同時に世帯間の交流機会も確保したい立場からは、半独立型を選ぶ傾向があるようです。さらに完全同居型については、昔ながらの大家族への憧れから選ぶ回答もありましたが、家事や育児を協力し合えるなど、現実的なメリットを理由とした回答も見られました。いずれにしても、それぞれの価値観・ニーズ・現状にマッチした、最適なタイプを選んでいるのが印象的でした。

二世帯暮らしのメリットとデメリットのバランスが重要

高齢社会が進むにつれ、今まで以上に二世帯暮らしのニーズ増加が予想されます。二世帯暮らしには両親や親族との同居など、様々なケースが考えられますが、いずれにしても家族間のルールやプライバシーの在り方が大きなネックになるでしょう。この点、アンケートでも家族のプライベートやライフスタイルを重視する立場や、世帯間の交流を重視する立場に至るまで、それぞれ考え方の違いが如実に反映していました。いずれにしても二世帯暮らしのメリットとデメリットをよく把握したうえで、お互いが気持ちよく暮らせるような、自分や家族の理想とするタイプを選ぶことが肝心と言えます。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年06月28日~2017年07月12日
■有効回答数:100サンプル

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